「パーソナリティ横田幸子と行く
ベニスのカーニバル 〜世界3大夜景・ナポリとローマの休日〜」

2017年2月17日(金)〜2月24日(金):8日間

ヴェネツィア(ベニス)

2月17日、関空を出発。
関西空港からエミレーツ航空でドバイへ。乗り継ぎ空路ヴェネツィア(ベニス)へ。

ヴェネツィアはアドリア海の真珠と言われる水の都です。
100を超える島々からなり、私たちはヴェネツィア本島に入りました。中世に起源をもつヴェネツィアカーニバル(謝肉祭)は2月下旬から2週間にわたって開催され、市中が仮面舞踏会の様相となります。

ゴンドラで水上都市ならではの旅情を満喫します。
夕景の中、ゴンドラ・セレナーデ(カンツォーネ)を楽しみました。

美しいサン・マルコ大聖堂は、共和国時代の政治宗教の中心だったサン・マルコ広場に建っています。
この広場はナポレオンが征服したとき、「屋根のない宮殿」と絶賛したそうです。

ヴェネツィアのカーニバルは熱狂と興奮で街が包まれる、ヴェネツィアを代表するお祭りです。観光客の飛び入り参加もOKとか。なんと日本からこのお祭りに参加するため来たという方に出会ってびっくり!

アカデミア美術館、ドゥカーレ宮殿、そしてヴェネチアングラスが有名なムラーノ島に行ってきました。

ナポリ・ポンペイへ

イタリア新幹線でナポリへ移動。
ナポリ湾と雄大なシルエットを見せるヴェスビオ山。

ポンペイは紀元前1世紀にローマ帝国の支配下となり、アッピア街道よりローマへ物資を輸送する中継点、商業・港湾都市として繁栄しました。

79年8月24日、ヴェスビオ山が爆発。街は一夜にして埋没。
1748年に再発見されて以来、発掘が続けられています。

裕福な商人の家、浴場、円形劇場、水道などの建造物、美術品が出土、ローマ時代の都市の機能と風俗を再認識できます。

1600年以上も埋没していた都市が再現されているのは本当に驚きです。
色彩もとても鮮やかに残っているんですよ!

ローマへ

ローマは、2500年に及ぶ古代遺跡や優れた美術品が数多く残っています。映画「ローマの休日」の各シーンを思い浮かべながら巡るのも楽しいものです。

ローマではコロッセオ、パンテオン、トレビの泉、真実の口などを巡りました。

コロッセオ

コロッセオは古代ローマを象徴する建造物です。そのスケールは現代の15階建てビルに匹敵するそうで、およそ5万人を収容する観客席があり、6世紀前半まで使われました。
当時、捕虜や奴隷の中から選ばれた者たちが猛獣との戦いを強いられた冷酷な場所でもあります。恐ろしいエンターテイメントですね。

トレビの泉

トレビは三叉路の意味。バロック芸術の最高傑作です。紀元前19世紀の放水口をもとに、18世紀にニコラ・サルヴィが完成させた。
泉に背を向けてコインを1枚投げ入れるとローマ再訪が叶うという有名な言い伝えがあります。

真実の口

「嘘つきが手を入れると食べられてしまう」という伝説に基づく名称の『真実の口』がある。
サンタ・マリア・イン・コスメディア教会の入口にあり、写真を撮ろうとする観光客が列をなしていました。

パンテオン

紀元前27年に初代皇帝アウグストゥスの婿養子アグリッパが建てた世界最古の神殿パンテオンは紀元前80年に火災で崩壊、125年にハドリアヌス帝により再建されました。

ミケランジェロが「天使の業」と絶賛したほど美しい、そのパンテオンに行くのを一番楽しみにしておりました。

ビデオで撮ったつもりが撮れておらず、大ショック…
もう一度行くしかないと思いました。(とほほ)

バチカン

バチカン市国の面積は0.44平方キロメートルで日比谷公園の約3倍弱。ローマ法王(教皇)と聖職者や衛兵など、人口およそ800人という世界最小の独立国。カトリックの総本山・ローマ法王の御座所です。

サン・ピエトロ広場は長径200メートルの楕円形で、大聖堂が両腕を伸ばして信者を抱擁するかのような形をとっている。回廊の上にはベルニーニの弟子が制作した140の聖人像が建っています。

サン・ピエトロ大聖堂は初代教皇聖ペテロ(イタリア語でサン・ピエトロ)の墓所に建つカトリックの総本山で、17世紀中ごろに完成したバロック建築です。
ミケランジェロが手掛けたクーポラから広場や大聖堂を見渡すことが出来ます。バチカン美術館ではバチカン美術館内の天井画と壁画の素晴らしさに圧倒されます。600年に及ぶ歴代の法王が収蔵した彫刻や絵画などの美術品を納めています。有名なミケランジェロ作「ピエタ」像は、言葉にならない衝撃と異彩を放ち、多くの観光客が見入っていました。